はじめに
こんにちは、UGです。
今回は健康というテーマに関して考えていこうと思います。
私も今40代半ばに差し掛かり、20代の時のような無茶が効かないと痛感しています。
とは言え若い時に想像していた40代よりもまだ若々しく過ごしている気もします。
美味しく食事もできていますし、時々サッカーをしたり、趣味の音楽も楽しんでおり、仕事も問題なくは行えています。
こうやって落ち着いて考えたり、何かきっかけがないと健康に対して意識はしませんが、日々普通に楽しんで過ごせるということは非常に幸せなことだと思います。
有名な言葉に「足るを知る」という言葉があります。
これは現状がいかに満ち足りているかを思い知りなさい、ということです。
私も含めてですが、人は油断をするとすぐに他の誰かと比較したりして、必要以上に強欲になったり、卑屈になったりします。
今回申し上げる健康というのは、心身ともに健康という意味でもあります。
先ほど日々普通に楽しんで、言いましたが、この楽しんで、というのは同じ状況においてもその人によっても楽しめるかは違います。
考え方(スタンス)の問題もありますし、日々の多幸感を遮ってしまう何かしらのストレスの問題もあるかもしれません。
いずれにしてもそのような健康に邪魔をするものをできるだけ排除をして楽しく過ごしたいものです。
周りを見渡してみると同年代や年上の方々でもいろいろな健康状態の方がいらっしゃいます。
これは先天的なものももちろんありますが、日々の生活をどう送るかの積み重ねも大きいですし、家族や仕事、遊びといったものをどのようなバランス(価値観)を持ってみているかにも影響されている気がします。
後半は音楽も交えながらですが、健康の重要性についてお話をしていこうと思います。
健康の優先順位の高さ
皆さま健康の優先順位について考えたことがあるでしょうか。
価値観は人それぞれかと思いますが、私でいうと次のようになります。
- 健康(心身ともに)
- 家族
- 仲間(友達など)
- 音楽(趣味)
- 必要なお金
- 仕事(会社)
- その他
あくまで、私の優先順位ですが、この中でも①の健康はずば抜けて高いと感じています。
例えば、家族を幸せにするにも友達と楽しむにも、まずは自分が健康でないと難しくなるからです。
人に優しくする、ということはまず自分に余裕があり幸せでないとまず難しいでしょう。
陽のオーラ、負のオーラというのは人や周りに伝播します。
ですので、まず自分が陽のオーラを身にまとうことが大事です。
上の4番以降の優先順位は人それぞれかと思います。
ただ、ひとつ言えるのは健康でないとやはりすべてに支障をきたすということです。
お金に関しても、健康でなければ医療費もかかりますし、まずそもそも稼ぐことが難しくなります。
お金に関して詳しくはまた別でもお話しようかと思いますが、無目的に欲しがる、または貯金するというのは非常に危険です。
自分が目指すライフプランでいつ、どのタイミングでどれだけお金があればよいか、ということをしっかり把握しておかないと、目先のお金を優先して、もっと遥に大事な健康をおろそかにしがちです。
仕事のし過ぎも当てはまりますし、あとは健康診断などもそうです。
例えば健康診断でいろいろとオプションをつけると50,000円かかります、と言われると必ず躊躇します。
でも冷静に考えてみてください。
毎年検査する必要もないですので、たまに発生する50,000円です。
もしそれで何かの病気が初期段階で見つかったら、それは長い目で見てお金には代えがたいことです。
趣味においても、音楽もそうですし、マラソンなどの運動だとさらにそうですね、健康でないとできません。
※これは運動が健康によいという関係性もありますが
いずれにしても、冒頭にもお話をしましたが、こうやって落ち着いて考えると健康とはものすごく大事なのですが、日々の生活の中で優先順位が下がったジャッジをしてしまうことは多いです。
気を付けたいところですね。
健康、時間、お金
この三つですがよくよく考えてみるとトレードオフの関係にあります。
時間とお金、というのはよく言われる話ですね。
学生の時、時間はあるけどお金はない、働きだすとそこそこの金があったとしても時間がないといった感じです。
また、時間をお金で買うこともできます。
例えば高速バスと新幹線の差、歩くかタクシーを使うかなどです。
あと働くということもお金のために時間を使っていると言えます。
この時間とお金の関係ですが、これも価値観によって異なりますし、個々の置かれている状況によって変わるかとは思います。
ただ、これも先ほど言ったお金の計画性を持っていないとよくない判断をしてしまうことも多々あります。
あくまで状況によりますが、この時間とお金ですが、どちらが大事かと言われればやはり時間だと思います。
時間があるとないとではできること、楽しめることの幅は大きく変わります。
結局お金だけあっても時間がなければ楽しめません。
どちらかに偏り過ぎるとまた問題ですが、バランスを保つことが必要です。
次にここに健康が入ってきます。
お金と健康ということでいうと、体によい食事、医療費、また寝具の質なども関わります。
先ほどの健康診断も当てはまるかもしれません。
時間と健康ということで言えば、寝る時間、運動する時間、リラックスする時間などが当てはまります。
三つの中で健康が最優先されることは言うまでもありませんが、密接に関わっていることも確かです。
大事なのはそれぞれにおいて無駄をいかに省くかです。
お金だと、必要以上に欲していないか、または工夫することで将来的に楽になる選択肢を見落としていないか(固定費の見直しや、長期的な運用など)です。
時間でいうと、何気なく行っているルーティンに時間を取られていないかです。
人は新しいことをしたいという気持ちもありながら、実は新しいことや変化にはストレスを感じるので油断をするとルーティン作業に逃げる傾向があります。
また、普段の買い物なども惰性で毎日のように行ったりもしますよね。
このこと自体が楽しみであれば問題はないのですが、なんとなくのルーティンというのが意外と大きなロスになります。
お金と時間の無駄をなくすことで、無理なく健康にもよい影響を与えて、趣味などの余暇の時間も充実させることができると思います。
ストレスをなくすために
今までどちらかという物理的な目線で健康に関してお話をしてきましたが、体と心は表裏一体であり、精神面でよくない状況にあると、メンタルヘルスや体自体にも不調をきたすようになります。
ですのでここからストレスについてお話をしていこうと思います。
ストレスとは人間生きていれば多かれ少なかれ受けているものです。
あまりにもストレスがなさ過ぎても、逆に健康に悪いとの話も聞きますが、やはり過度なストレスはあらゆる意味でよくありませんね。
ストレス過多になると次のような弊害があります。
- 思考力、判断が鈍って、生産性が落ち、さらに悪循環に陥る
- 趣味や人間関係などを楽しめなくなる
- 生活習慣病などにも悪影響を及ぼす
まず①のお話をします。
少し専門的な話にはなりますが、ストレスというのはストレスの元に体が反応し、副腎からコルチゾールという体内ホルモンを出します。コルチゾールが、脳の偏桃体という場所に影響して恐怖心などを覚える、という流れです。
こわいのは継続してストレスを受け続けると、偏桃体の機能が異変をきたし、勝手に不安や恐怖をループで発生させるようになります。
偏桃体が侵食されると、次に傷がつくのが海馬という器官です。
海馬は短期記憶などをつかさどりますので、ここが弱ってくると忘れ物やイージーミスが増えるようになります。
さらにストレスが継続していくと、脳の前頭前野を侵食していき、意欲は発想力がなくなっていきます。
メンタル不全に陥る場合もありますし、そうはならなくても日々の生産性が下がり、さらに忙しく感じるようになるという負のループになります。
次に②ですが、先ほどの前頭前野の話をしましたが、意欲がなくなるために健康な時に楽しめていた趣味に興味がなくなり、また飲み会などの社交の場も億劫に感じるようになります。
食べる、寝るなどの本能的な欲求はなかなかなくなりませんが、食べるしか楽しみがない、とか休みの日にひたすら寝続ける、という状況になると要注意です。
あと酒(アルコール)に逃げてしまう場合もあります。
私も仕事が忙しすぎて、ストレス発散のために飲食に走っていた時期もありましたが、本当に負のループだったと思います。
趣味を楽しむどころではありません。もちろん体という健康面でも悪いですし、お金も浪費します。
最後に③ですが、先ほども言いました通り、体と心は表裏一体です。
ストレス過多というのは、ガンの発生や増殖にも影響をしますし、高血圧やその他の病気にも非常に悪影響を及ぼします。
特にサラリーマンの場合は自分でコントロールできない局面もあるため難しいですが、生活の中で何か大事なのか、という優先順位をしっかり持ち続けていかないと、すぐにこの忙しさやストレス環境に巻き込まれます。
運動と音楽
ここからは、ストレスを中心とした健康に対しての対策をどうとっていくか、というお話をします。
食事や睡眠もさることながらなのですが、この運動と音楽というのは非常に健康の改善、維持に役立つものですのでご説明します。
運動は体だけでなく心にもよい
まず運動のお話をします。
よく生活習慣病予防に運動を、ということ聞かれると思います。
もちろんこれは当てはまっていますし、定期的な運動をするべきです。
驚くべきことは、運動は心(メンタル)にもすごくよい影響を及ぼすということです。
先ほどコルチゾールのお話をしたと思いますが、実は運動をすることによってこれをコントロールできることが医学的にもエビデンスが出ています。
運動とは体に負荷を与えるので実はストレスでもあります。
ですので運動をすると副腎からコルチゾールがでます。
ここまではその他のストレスと同じですが、運動をすると脳からドーパミンという快楽物質もでます。
よくランナーズハイとか聞きますよね。
運動をすることはしんどいですが、気持ちよさも生んでくれます。
私もサッカーをしている時はめちゃくちゃしんどいのですが、そのあとテンションが上がってたりします。
で、ここからすごいのですが、運動をしてコルチゾールとドーパミンがでますので、結果相殺、もしくはプラスに働きます。
そしてこの運動を継続することによって、その他の人間関係などでのストレスを受けた時も脳がドーパミンを出すようになります。
ですので、ストレス耐性が強くなり、脳の機能が痛めつけられにくくなります。
運動の種類は有酸素運動がよいので、早いウォーキングやジョギングなどが一番オススメです。
あと無酸素運動の筋肉トレーニングなども似たような効果があります。
ですので、これらをバランスよく組み合わせていくことが、健康面に大きな影響をもたらします。
筋トレ系の芸人や、スポーツマンて基本的にポジティブで明るくないですか?
これは元々明るいからではなくて、運動をしているからそうなる、とも言えるのです。
皆さま、もっと運動を生活に取り入れてみませんか?
これは自分自身にも言ってますが笑
そんなに言われても、日々忙しくて疲れてて運動なんてできないよ、と思われるかも知れません。
ただ、よく疲れている、と言われている状態は体自体が疲労しているのではなく、脳が疲労している場合が圧倒的に多いです。
ですので、ジョギングやウォーキングをすることで逆にすっきりすることも多いので安心してください。
音楽の健康面での効果
次に音楽です。
私も普通に音楽好きではあるので、こういったことを意識して聴いていることはないですが、音楽も健康面によい影響を及ぼしてくれます。
一番大きな効果としては、音楽を聴くことによって自律神経が整えられる、ということです。
自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」の二つでなりたっていますが、興奮状態、ストレスにさらされている状態だと「交感神経」が優位になります。
この状態は、血圧や心拍数があがります。
「副交感神経」はこの逆でリラックスした状態を作ります。
音楽はこの「副交感神経」に働きかけをします。
音は空気の振動で発生しますが、「1/fゆらぎ」という周波数を音楽から受け取ることにより、脳にアルファ波が多く生まれます。
アルファ波には「副交感神経」を優位にする働きがあるため、心身がリラックス状態になります。
このことにより、具体的には不安が解消されたり、血行がよくなることにより冷え性が解消されたり、痛みを緩和したり、様々な効果があります。
また、この自律神経のお話だけではなく、自分が好きな音楽を聴くことにより、脳からドーパミンなどの物質もでるため、ストレスに対してよい影響をもたらします。
私も若いころに営業先に謝りに行く時の車の中で、テンションの高い好きな曲を聴いたりしていましたが、そのような使い方もできます。
あと、先ほどの運動と組み合わせることで、ダンスを楽しみながらストレス解消したりもできます。
他にもカラオケなどで歌うことでもすごくメンタル面でよい影響がでます。
私は音楽を作る立場でもあるので、今まで申し上げてきた健康でよい影響を与えるような音楽を作ることができれば幸せだと思います。
さいごに
皆さまいかがだったでしょうか。
私は音楽が趣味ですので、「楽しく音楽をしていくために」というタイトルでこの記事を書きましたが、したいこと、というのは人それぞれかと思います。
いずれにしても健康は何にも替えがたい大事なものですし、他のことより優先して考えるべきだと思います。
あと、音楽自体も健康面によい影響を与えますので、皆さま是非楽しんで頂ければと思います。
このブログでは皆さまのお役に立てる情報を発信しますので、よろしくお願いします。