音楽活動を楽しむために ~モチベーションアップと時間術~

音楽
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こんにちは、UGです。

今回は以前お話をしたオリジナル音楽活動を楽しむための時間術に続いての第二弾の記事になります。

具体的な時間術を解説する前に関連する内容としてモチベーションについてもお話をしていこうと思います。

せっかく時間があってもモチベーションがなければ、新しいことに取り組んだり、継続することは不可能です。

時間がない! は本当?

さて、まず時間がないと悩んでる方がいらっしゃったら、それは本当ですか?と問いかけをさせて頂きたいです。

今回オリジナル音楽活動、ということをテーマにしていますが、他の取組や趣味に置き換えて頂いても結構です。

オリジナル音楽の制作で言いますと、まずどれだけの時間が必要か、を考えてみましょう。

私の例で言いますと、毎月2曲制作が平均的です。

1曲にかかる時間は平均して8時間です。

ですので、2曲で16時間となります。

その他関連する活動としてこのブログがありますが、月に4記事ペースですので(最近サボってます、、エンジンかけなおします!)1記事3時間として、12時間です。

合計が月に28時間ですね。

これを日で割ってみてください。

なんと1日1時間を切ります!!

もちろんそれぞれをあまり細分化してはできないですが、ある程度隙間時間を使えます。

ブログは基本的に一度に書いてしまいますが、音楽制作はドラム打ちこみに1時間、ベースに30分、などと作業を切り分けられます。

こうやって振りかえってみるとアウトプットの量の割にはあまり時間をかけてないと感じました。

1日1時間を捻出することは本当に不可能でしょうか。

1日12時間本業で働いている、とか子どもの世話でまったく手が離せない、とか親の介護でつきっきり、という人はちょっと厳しいかもしれません。

それでも朝1時間早起きすればできるとは思いますが。

上記のような状況に該当をしていない方でも、時間が取れないとおっしゃっている場合は、間違いなくそのモチベーションが低いとしかいいようがありません。

冷静に考えてみてください。

好きなことをする時間は絶対に捻出できるはずです。

ルーティンとの向き合い方について

次に時間捻出方法を紐解くために、日々のルーティンとの向き合い方について、考えていきましょう。

ここでいうルーテインとは自分の士気をあげるためや、運動などのその人にとっての重要なルーティンのことではありません。

そういったルーティンは大事にすべきだと思います。

そうではなく問題なのは、なんとなく行っているルーティンです。

日々生活をする中で、歯を磨く、シャワーを浴びる、洗濯をする、料理を作る、食べる、掃除する、買い物をする、ニュースを見る、タバコを吸う(まだまだありますがこの辺にしておきます)などのルーティンがありますよね。

その他に、たまに映画を見る、曲を作る、新しい分野の勉強をする、旅行をする、など新しい、もしくは変化のある体験や取り組みがありますよね。

皆さん、まずどちらを先にしますか?

ここでやってはいけないことはルーティンを全部終わらせてから新しいことをする、という方法です。

もちろん歯を磨かずに、とかまったく食べずに、と言っている訳ではありません。

例えば、休みの日に朝7時に目が覚めました。

私であれば、最低限のことをした上で、朝食の前にまず作曲するかブログを書きます。

2時間経ってもまだ9時過ぎです。

そこからごはんを食べて、洗濯しても十分日々は順調に流れます。

いけないのは先にルーテインに入ってしまって、気が付いたら夕方になっている、という状態です。

こういった状態には問題が大きく2つあります。

まずは、ルーティン作業というのは時間があれば効率性が薄まると言う点です。

掃除、洗濯や、特に日々の買い物などですね。

時間があると必要以上に時間をかけてしますのです。

他にやりたいことがある人にとっては、これは大きな機会損失であると言えます。

第二に、これは重要なファクターですが、人間というものは心理的に新しいものやコト、変化に対してストレスを感じる、という点です。

ただし何か新しいことや変化を体感したあとには、達成感に伴ってドーパミンが出ます

要は、初めのストレスとうまく付き合えないために、取り組む前に小さな挫折をしているだけなのです。

新たな体験や想像(創造)をする重要性

これは、認知症やメンタル疾患などとも深く関連をしており、新しい体験や想像(創造)をしないと脳は活性化しません。

テレビ番組を見る時のジャンルでもこの指向性は如実に現れます。

こういった意味で脳によいジャンルはなんだと思いますか?

答えはスポーツ中継や、推理ドラマなどです。

逆に良くないのは(実名を出すと怒られそうなので想像してください)、答えが解っている勧善懲悪のドラマや、なんども見ているアニメの再放送、などです。

要は先がどうなるか自分で考えることが重要です。

テレビ番組に限らず、例えば麻雀なども非常に脳によいと言われています。

将棋や碁などももちろん脳によいのですが、麻雀の素晴らしいところは運が7割ほどを占めている、という点です。

自分の力だけではどうにもならない予測がつかない世界でゲームをする、というのが非常に脳科学的によいとされています。

少し音楽活動の時間術から話がそれました、すいません。

モチベーションの維持

さて、ここまで見て頂いた方は、なぜ時間がないというか、また時間があっても新しいことに取り組まないかのメカニズムがわかったと思います。

安心してください。音楽に限らず、何かをしたい、やりたいという気持ちは皆さんあるはずです。

ただ、実際に取り組むにあたってそのこと自体がストレッサーになっているという矛盾をはらんでいるだけなのです。

これは仕事にも大きく当てはまります。

私の本業は広告宣伝系の会社の営業マンですが、例えば提案のための新しい企画を考えるという仕事があるとします。

その他に、日々の事務処理があります。緊急度はどちらも同じとします。

この場合、私も油断をしていると事務処理から先にしてしまいます。

これは今までお話をしたメカニズムから成るもので、本来新しい企画を考えて新しい仕事を取ることは非常に達成感のあるものですが、日々の慣れている事務処理と比べるとストレスがかかります。

また企画などは時間もかかります。

ここで事務処理に流れてしまうのを回避するために以下の方法があります。

まずは、とりあえず着手することです。

これは本当に重要なマインドで、例えば合計5時間かかりそうな仕事があるとします。

この時点でビビッてしまって、後回しにするのは危険です。

まずは着手するのです。

結果2時間ぐらいは集中できるという場合が往々にしてあります。

この着手するというのはいろんな意味で大切です。

なぜかと言うとまず着手してみないと、実際何をすべきか、何を調べるべきか、誰に頼るべきか、などのタスクが見えてこないからです。

着手が遅れたばかりに、納期に間に合わず、または中途半端な仕事に終わってしますケースは多々あります。

半面、一度着手すると流れが見えるのでモチベーションも上がります。

それからでも事務処理は間に合うケースがほとんどです。

ものごとの優先順位を見失ってはだめです。

目の前のストレッサーに打ち勝つことで、その倍以上の達成感を得てドーパミンが出るので体にも非常よい結果となります。

ですが、そもそも着手できません、という気持ちもよく分かります。

特に過去の成功体験と類似しておれば、達成のイメージも湧きやすいですが、そうでない場合も多々あります。

その場合はどうするか、他のドーパミンが出る行為と同時に新しいことに着手することです。

例えば、好きな音楽を聴きながら、タバコを吸いながら、お気に入りのカフェで、などです。

モチベーションを上げてくれる友人と取り組む、などもよいかもしれません。

お酒を飲みながら、これだけはやめましょう。

お酒をそのように使ってしまうと、依存症になる可能性があります。

アルコール依存症とは非常に恐ろしい病気です。

一度なってしまうと完治する可能性は低く、また別のメンタル疾患も引き起こす要因ともなります。

話を戻しますが、先ほどあげたようなこと、これがいい意味でのルーティンなのです。

よくアスリートがこの手法を使っています。

シュートの前に独特のポーズをとる選手、マウンドにあがる前に独特なポーズを取る選手、入場曲に自分の好きな曲を選ぶボクサー、などよく使われている手法ですよね。

これを私たちの生活の中でも使う、という考え方です。

今までの解説の中で、もう理解されている方は多いと思いますが

モチベーションを維持するための達成感やドーパミンはその取り組みの始めではなく途中からやってきます。

始めの内はストレスしかないのです、どれだけ楽しいことであっても。

この時間を埋めるために別のドーパミンを発生させるルーティンによってストレスを相殺させるのです。

是非皆さまやってみてください。

さいごに

さて、皆さま、いかがだったでしょうか。

今回は敢えて具体的な時間を捻出する方法はお話しませんでした。

必要な時間、というのは意外に少ないのです。

問題はその時間を捻出することと、時間が出来た時に新しい挑戦に着手するマインドと方法なのです。

この話を聞いてもし当てはまっていても落ち込む必要はありません。

私を含めてすべての人はこのジレンマによって、日々のルーティンに縛られているのです。

しかしここまで解説したように、この事実をしっかり理解した人は動き方がまったく変わると思います。

私はオリジナル音楽活動が趣味であり、新しい挑戦ですが、最近は昔と違って少しは取り組むことができています。

あと、本文で触れませんでしたが、新しいことをする際に、仲間というのは非常に大きな原動力になります。

活動を共有できる、また自分の活動を見てくれる、という環境はモチベーション維持のために非常に重要です。

私たちsushiroku-studioは音楽(エンターテインメント)というジャンルなので仲間が作りやすいですが、他の挑戦でも同じことをしている人とSNSで繋がる、など方法はあります。

是非モチベーションを維持するために仲間を見つけることも大切にしてください。

このブログでは皆さまのお役に立てる情報を発信していますので、よろしくお願いします。

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