◆はじめに
我々SUSHIROCK studioはオリジナル曲を作成し、YoutubeやSpotifyといったサブスクで配信しておりますが、ある日、故郷に根付いた歌を作ろうという事になりました。
湘南と言えばサザンオールスターズ、八王子といえばFUNKY MONKEY BABYS、北海道といえばGLAY。その様に、地域に根付いた楽曲にチャレンジしようということになったのです。
◆テーマを選定しよう！
私SUSHIROCKは滋賀県の出身であり、滋賀の歌を作ろうということになったのですが・・・滋賀県というのは北海道や沖縄、東京や大阪に比べると一般的に地味なイメージ県です。コチラのランキングでも38位と、極端な上位でもなければ下位でもなく、それがまた、より地味さを際立たせている気もします。（滋賀県民の方、ゴメンなさい！！！）
都道府県魅力度ランキング2021【47都道府県・完全版】
この現状を踏まえ、滋賀県のアピールのためにもこれは、SUSHIROCK studioとして人肌脱ぐ必要があると心に決めたのでした。
熱い想いを旨に、まずは滋賀県の特徴、アピールポイントを整理することにしました。
改めて故郷と向き合ってリサーチし、私が行きついたポイントは以下のとおりでした。
- 日本最大の湖、琵琶湖
- 琵琶湖を有する県という県民の誇り
- 歴史的なスポットが多彩（織田信長の安土城跡、比叡山延暦寺、彦根城や長浜城に根付く城下町等）
・琵琶湖
・安土城跡
・彦根市
・長浜市
あまりたくさんの要素を詰め込みテーマが発散するのも良くないと感じ、この三つのポイントに絞ることにしたのでした。
◆故郷の歌を作ろう！！
まずは、整理した滋賀県のポイントを基に、滋賀県をよく知らない方にもすぐに「滋賀県の曲」とわかるタイトルをつけたいと思いました。そのキーワードはそう、「①日本最大の湖、琵琶湖」しかありえません。更に、海外の方にも滋賀県をアピールしたいという想いから、琵琶湖を英語にし「LAKE BIWA」をタイトルとすることにしました。
そして、他のポイントも踏まえ歌詞を考えることにしました。
「②琵琶湖を有する県という県民の誇り」については、以下のとおり歌詞に含めることにしました。私の様に今は滋賀を離れ暮らしている人々にとっても、あの雄大で広大な琵琶湖を光景を想えば、心が引き締まり、誇りを思い出すという、県民の熱き特性を表現したかったのです。
＜1番サビの歌詞＞
LAKE BIWA この心をいつも真っ直ぐに
またまっさらに
LIKE BIWA その雄大なる輝きを胸に何処までも行こう
アライブ離れても 最大知るプライドで
次に、「③歴史的なスポットが多彩」については、以下の様に歌詞に含めることにしました。
＜1番サビの歌詞＞
決して派手じゃないけど 兵、夢の跡・・・滋賀にもゆかりのある俳人松尾芭蕉の句を引用し、織田信長や木曽義仲といった偉人達が駆け抜けた場所であることを表現
静かな古い街を ふたり歩いたよね・・・彦根市、長浜氏市といった古くからの城下町を表現
また、3つのポイント以外にも、滋賀県をもっと知ってもらいたいという想いを更に歌詞に込めました。
＜1番Bメロ＞
向こう岸には何も見えなかった 大きな橋を渡ると決めた
・・・滋賀の少年は皆、広大な琵琶湖に架かる「琵琶湖大橋」を見て広い世界を知り、その先に行きたいと「夢」を抱きます。そう・・・私もその一人でした。
・琵琶湖大橋
＜2番Bメロ＞
赤い水車の飛沫（しぶき）が舞う
・・・旅客船「ミシガン」はその赤い水車が特徴です。ミシガン湖を有し、滋賀県とも姉妹県州であるアメリカのミシガン州に由来するその船が、琵琶湖を駆ける姿を表現しました
・ミシガン (旅客船)
水面に映る鳥居 眺めて
・・・白髭神社の、琵琶湖にそびえたつ鳥居の風景はまさに絶景。そんな条件を込めました。
・白鬚神社
そして曲の最後には、世界に向けて琵琶湖をアピールです！
これで、世界のリスナーにも「琵琶湖」が日本最大にして最強の湖であることが伝わることは明白。
＜アウトロ＞
oh oh oh… biggest lake in Japan baby you know?
oh oh oh… biggest lake in Japan baby you know?
そしてそしてそして！！！完成した楽曲がコチラです。
まさに、琵琶湖に勝るとも劣らない「でっかい」曲に仕上がったと思います。
LAKE BIWA -with UG&Sebastian- ★サブスク解禁記念★／SUSHIROCK
◆まとめ
ついつい、愛する故郷の事を熱く語ってしまいましたが・・・
音楽活動をされている皆さんも、故郷やゆかりのある土地の歌を作ってみてはいかがでしょうか？そのステップは「テーマにする場所を決める」「その場所の特徴、アピールポイントを整理する」「熱い想いと愛を込めて作詞する」です。
なおこの営みはより故郷の事を理解し、より故郷の事を好きになる事に繋がります。
たくさんのご当地ソングが生まれることをお祈りしています。
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