カッティングギターの魅力 ~音を切る!~

音楽
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はじめに

こんにちは、UGです。

今回はタイトルにあります、ギターのカッティングという奏法に関して魅力を伝えて行ければと思います。

カッティングとは音を切るような奏法のことです。

主にクリーントーンにてリズミカルに演奏する場合が多く、ジャンルとしてはファンクやロックに主に使われますが、ポップスなどにも隠し味で使われたりもします。

私は中学生の時にギターに魅了されて音楽全般が好きになりましたが、一番初めに好きになったギタリストが布袋寅泰で、非常にリズム感がありカッティング技術に優れています。

また、ダンスをしながら弾くというスタイルも衝撃を受けました。

速弾きなどのリードギター奏法もギターの魅力ではありますが、このカッティングといういぶし銀の奏法の方が私には魅力的に感じます。

ギターの種類としてはシングルコイルのテレキャスターやストラトキャスター系がよく用いられます。

よくカッティングギターについて語られる時、休符を弾くという言葉がでますが、音が鳴っている時よりも休符(音がなっていない)時間の方が長いのが面白いところで、リズム感が非常に要求されます。

それではカッティングのかっこいい曲紹介いたしますので、その魅力に触れてみてください。

ロングトレインランニン ~ドゥービーブラザーズ~

これは80年前後の曲です。

ディスコでもよく流れたナンバーだと思います。

イントロのメインのカッティングギターですでにノックアウト気味ですが、基本的にこのフレーズを全面に出した曲になります。

全編を通じて主にクリーントーンのギターにて構成がされており、歪んだ音が出てこずスタイリッシュなイメージの仕上がりですね。

バッドフィーリング ~BOOWY~

カッティングギターで有名な布袋寅泰の中でも最も有名でカッコいい曲だと思います。

今でもソロでライブでは必ずと言っていいほど演奏される名曲ですね。

こちらもメインのフレーズからスタートをし、Aメロのバッキングにも使われるという構成です。

メインのリフは6弦を親指を使って演奏されており、またその独特のニュアンスからコピーしてもなかなかマネできません。

ギター一本で表現しているとは思えないほどのさまざまな要素がこの1フレーズに含まれていると感じますね。

スモーキー ~char~

charはカッティングのみに限らず、様々なテクニックを持っている素晴らしいギタリストですが、この曲は代表曲かつカッティングが印象的な曲です。

1970年代ですので、日本でもギタリストとしてプロで活躍している人はまだ少なく、まさにパイオニアできな存在だと言えます。

またそのスタイルやルックスも抜群で、ギターを弾いている姿がこれほど似合う人も少ないでしょう。

曲としては、イントロの若干野蛮なギターから始まり、Aメロになると打って変わってクリートーンのカッティングになります。

間奏でこのフレーズだけになるところなど痺れますね、ライブでも歓声が沸く瞬間でもあります。

セックスマシーン ~ジェームズブラウン~

この曲はゲラッパ、と言った方がわかりやすいかもしれませんね。

よく映画などにも使われていますので、聴いたことのある方は多いかと思います。

こちらもディスコでよく流れていたナンバーです。

基本的にはずっと同じフレーズを弾き続けているのですが、このフレーズがまたコピーしようと思うと非常に難しいです。

なんせ、音が短すぎます。よくこの音価(音の長さ)でカッティングできるなと思わせる技術ですね。

エンディングにフレーズが変わりますが、ここの裏のリズムの取り方も絶妙です。

ランチタイム ~Cory Wong~

こちらは比較的新しい曲ですね。

インストロメンタルなので、他の楽器も立っているのですが、ギターのインパクトが一番すごいです。

なにがすごいかというと、通常のカッティングのようにバッキングのみに終わってなくて、リードギターも合わせたもったような動きをしている点ですね。

かなりテクニカルな奏法なので、コピーをまずするのも大変かと思います。

通常と違うギターの魅力を感じることのできる曲です。

さいごに

さて皆さまいかがだったでしょうか。

好きなカッティングの中でも5曲に絞って紹介をしました。

一見サブに思われる奏法ですが、紹介した曲の中ではいずれも主役級の役割を果たしていることを感じて頂けたと思います。

今まであまり触れたことのない方は、今後オリジナル音楽を作っていく中での参考にして頂けると幸いです。

本ブログでは皆さまのお役に立てる情報を発信していきますので、よろしくお願いいたします。

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